腰痛を訴える男性
腰痛ってつらいですよね。

歩いているだけでも痛いときがありますし、天気が悪いとその日は一日中痛みがある、こういった腰痛は歳を取るほどリスクは高まります。

そんな腰痛持ちの人に近年オススメされているのがHMBサプリメントなのです。

では、HMBサプリメントがどのようなもので、どのような効果が期待できるものであるのか、おすすめできる理由を紹介していきましょう。

腰痛を紐解くとHMBが効く理由がわかる!

笑顔のスーツ男性

腰痛というのはそれぞれ理由があるものの、その大半は大腰筋・脊柱起立筋と呼ばれる腰回りの筋肉群の筋力低下や酷使を続けることによる筋肉疲労によって起こります。

特に高齢者は腰痛を起こしやすいとされていますが、若い内にも激しいスポーツで腰に負担がかかり疲労骨折のような状態になる脊椎分離症などで腰痛持ちになってしまうこともあるので、一概に高齢者だけとはいえなくなってきているのです。

このような腰痛を和らげるために必要なことは主に2つあります。

腰痛を和らげる方法

  • 腰回りの筋肉を鍛える
  • 腰回りの筋肉の疲労を回復させる

この2つについてHMBがどちらにも有効的であるということを詳しくみていきましょう。

HMBの効果は筋肉増強と筋肉分解抑制

筋肉を見せる男性

HMBという成分は必須アミノ酸であるロイシンが代謝された物質で、筋肉増強と筋肉分解抑制の効果があるとして2010年に日本でサプリメントが販売されることとなりました。

筋肉量を増やすために必要な物質として、プロテインをイメージしますが、プロテインにも実はHMBは少量含まれているのです。

しかし、HMBの摂取量は1日3gとされており、プロテインから補給できるHMB量はごくわずかになっているため、HMBが持つ効果を最大限に発揮することはあまり期待できませんでした。

そこで、HMBだけに特化したサプリメントによって、よりトレーニング後の筋肉量を増やす、あるいはトレーニングによって破壊されてしまう筋肉を抑制し、よりトレーニングの効率性を高めることが可能になったのです。

HMBは腰回りの筋肉を増強させる

筋肉を見せるボディビルダー

腰痛を改善するための1つとして、腰回りの筋肉を鍛えるという説明をしました。

実際に腰痛軽減のリハビリでは大腰筋や脊柱起立筋を鍛える方法が用いられており、筋肉を増強させることによって痛みをやわらげることができるのです。

この鍛える際にHMBを摂取することができれば、より効率良く筋肉を鍛えることができますので、HMBを飲んで腰回りの筋肉を鍛えるのとHMBを飲まずに腰回りの筋肉を鍛えるのとでは前者の方が筋肉は増強しやすいということがわかります。

HMBに関しての報告資料は日本の厚生労働省のHPでも記載がありましたので以下に引用します。

台湾の施設入所高齢者を対象に行われたRCT では、HMB 2 g/日を4 週間補給し、BMI などの身体計測指標、血中尿素窒素及び尿中窒素排泄量などの指標の変化を観察したところ、コントロール群では身体計測指標が低下したのに対し、HMB 補給群で2 週間後の血中尿素窒素及び尿中窒素排泄
量がベースライン値に比べ有意に減少し、また体重、上腕筋囲、下腿周囲長などの指標も有意に改善していた。
さらに、アメリカの施設入所中の高齢女性を対象としたRCT では、HMB にアル
ギニン、リシンを混合したサプリメント(HMB 2 g、ARG 5 g、LYS 1.5 g)を12 週間補給した結
果、補給群では筋力が有意に増加し、身体機能も有意に向上した。

出典:3.高齢者-厚生労働省

筋肉疲労にもHMBがおすすめの理由

YESの札を前に出す人

長時間座りっぱなしの人や中腰の体勢を多く取る人といったように、知らず知らずのうちに腰の筋肉に負担をかけてしまい腰回りの筋肉が疲労してしまうために起こる腰痛も悩みどころです。

この筋肉疲労からくる腰痛にもHMBはおすすめできます。

筋肉疲労というのは長時間筋肉を酷使してしまい、回復するよりも負荷がかかるほうが多いために起こる現象です。

HMBを摂取することで筋肉が増強する効果があるという話を先ほどしましたが、言い方を変えると腰を酷使しているということは、腰をより使っているということになります。

つまり、HMBの持ち味である筋肉増強と筋肉の減少抑制を利用することができれば、腰回りの筋肉が鍛えられて疲労しにくい耐性のついた筋肉を作れるようになるのです。

疲労というのは体力があればあるほどたまらなくなってきますので、同じ要領で筋肉の最大値を上げて疲れにくい身体にしていき腰痛を緩和させていきましょう。

脊椎分離症は特に筋肉が大切

若いうちの腰痛で脊椎分離症があると言いましたが、この脊椎分離症になってしまった後というのは折れてしまった腰椎に負担がかからないように腹筋と背筋を鍛えて支えてあげるということが必要になります。

その場合もHMBを摂取して効率良く筋肉を鍛えることで、症状の緩和に繋がりますし、痛みが出て休んで、治ったと勘違いしてまた動いたら痛みがでて休んで、といった悪循環を良い方向へとサポートしてくれます。

脊椎分離症になった当初は無理をせず休養をしなくてはなりませんが、運動を始められる時期になってからは積極的に活用してみても良いのではないでしょうか。

まとめ

腰痛に悩まされている人にとってHMBは筋力を増強し、筋肉疲労を軽減させてくれる心強い味方であることがわかってもらえたかと思います。

腰痛になってしまうと中々治りづらいという部分ではありますが、少しずつ腰痛を改善できるようにHMB以外にも対策をしていきましょう。